もちろん このヘッドライトの光が基準値から外れている場合や光度不足でも車検は不合格になります
--------------------------- 前車検・後整備について ----------------------------------- 最近は車検を通すだけと言う安価な車検がありますが これは写真上のテスターの測定値が
基準値内で車検証の記載されている内容に誤りがなく各税金や駐車違反金の完納・自賠責保険 の更新そしてブレーキやウインカーなどの各球切がなく目視出来る点検で保安基準に問題が なければ車検に合格し継続検査が完了してしまうということです 安価な車検を受けた場合 この時点で車がユーザーに返って来る事が多いのです もちろん国土交通省はその後ユーザーには法定点検を受ける事を推奨していますが この法定点検を受けないこと自体に無車検のような明確な罰則がありません そうなると車検が受かったのにわざわざ法定点検を受けるはずがありません そもそも この制度自体に矛盾を感じますが これを前車検・後整備制度と言います 簡単に説明すると車検を受けたあとに法定点検を受けましょうという制度です そして この制度が多くのユーザーに誤解を生んでいるのではないでしょうか? つまりテスターのみの合格は次の点検までの安心を保障されたものではないと言う事です 例えばブレーキの残量が僅かしか残っていなくてもテスターで測定した時点で ブレーキが効いていれば合格してしまいます こうなると車検合格後すぐに ブレーキトラブルが出ることもあります もし?このような整備不良で事故を起こした場合 ユーザーの保守管理責任が問われる事になりかねません そして当たり前ですが きちんと法定点検を受けていれば このようなトラブルは未然に防げるはずです 当社では車の入庫時にまず受け入れの点検をします これにより大まかではありますが お客様の車の状態が把握出来ます そして次に法定点検に移ります この法定点検は 乗用車で実に50ヶ所以上の点検項目があり もちろん その項目の中にはブレーキの残量の 点検もあります そして残量によっては お客様に交換をご提案させて頂いています そして全ての点検・整備・交換・調整が終了し最後に写真上の完成検査に移ります この完成検査では自動車検査員が点検ハンマーを使用し各部の締め付け状態なども チェックします ここまでしなくても?と思うかもしれませんが逆に ここまですることによって 次の点検時期までお客様が安心して 車に乗れるようになるのです 上記にも記載していますが あくまでもテスターは人の目で見えない数値をカバーするに 過ぎないと思います 残量や消耗状態など大事な部分は人の目で見ないという思いがあります ですからユーザーの方には自分がどういった車検をしてもらっているかを把握しないと 上記の様な様々なトラブルに巻き込まれるのではないでしょうか? |